黒・白、茶、毛色ごとの性格や価格の違いは?

3色の柴犬のイラスト

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柴犬の毛色による違いと特徴

柴犬は日本を代表する犬種で、赤、黒、胡麻、白の4種類の毛色があり、それぞれ赤柴、黒柴、胡麻柴、白柴と呼ばれます。本記事では、柴犬の毛色ごとの特徴や性格、価格の違いについて詳しく解説します。

柴犬の毛色の種類

柴犬は1936年に国の天然記念物に指定された犬種ですが、同じ柴犬でも毛色による違いがあります。JKC(ジャパンケネルクラブ)と日本犬保存会などの犬種団体によって認定する毛色は異なり、JKCでは5種類、日本犬保存会では3種類が正式な毛色として認定されています。

柴犬の毛色別の特徴と価格相場

柴犬の毛色は赤、黒、胡麻、白の4種類に大別され、それぞれの毛色に特徴と価格相場があります。

赤柴

赤柴は柴犬全体の約80%を占めるスタンダードな毛色です。胸元や腹、足先、尻尾の裏側には白毛が入り、これを「裏白」と呼びます。赤柴の価格相場はおおよそ21万円です。

黒柴

黒柴は「四つ目」とも呼ばれ、目の上部に白い斑点が入っているのが特徴です。裏白とのコントラストが美しく、柴犬全体の約10%を占めます。黒柴の価格相場は赤柴より2〜3万円高い約23万円です。
胡麻柴

胡麻柴は赤毛と黒毛が混ざった毛色で、JKCでは「胡麻」「赤胡麻」「黒胡麻」と分類されます。黒柴と同じく希少な毛色であり、価格相場は約23万円です。
白柴

白柴は赤毛の色素が薄くなりクリーム色に近い毛色です。白柴はJKCでも日本犬保存会でもスタンダードカラーとして認定されていませんが、その希少性から価格相場は約30万円と高めです。

柴犬の人気の毛色

赤柴は全体の8割を占め、最も人気のある毛色です。柴犬の毛色によって性格や飼育方法に大きな違いはありませんが、年齢とともに毛色が変化することもあります。特に胡麻柴はその変化が顕著です。

柴犬の毛色による違いをチェック

赤柴、黒柴、胡麻柴、白柴の4種類の毛色はそれぞれ違った魅力を持っています。性格には大きな違いはありませんが、希少性により価格相場には違いがあります。柴犬を迎える際には、毛色の違いについてもじっくり検討しましょう。

柴犬の毛色ごとの特徴と違いを理解し、最適なパートナーを見つけてください。