柴犬のしつけ方

柴犬をしつけやすい子に育てるためには、犬にとって重要な「社会化期」を母犬と一緒に過ごすことが欠かせません。

社会化期の重要性

社会化期とは、子犬がリーダーである飼い主さんや他の犬、人など、周囲の環境に慣れていく生後3ヶ月齢までの期間を指します。この期間に母親や兄弟犬から学ぶことで、犬としての社会性を身につけます。

早期引き離しの弊害

あまりにも早い段階で親から引き離された子犬は、犬としての社会性が不十分で、リーダーである飼い主さんを認識しづらくなります。その結果、問題行動が多く、しつけが難しくなることがあります。

適切な引き離し時期

母犬が子犬を自然に離れさせる時期が、引き離すのに適切な時期です。子犬の歯が生え揃う生後45日ごろから、母犬が痛がって子犬を遠ざけるようになります。最低でもこの時期までは親元にいさせることが重要です。

ペットショップでの注意点

ペットショップでは生後57日以降の子犬が並びますが、オークション（競り市）から仕入れている場合、生年月日が改ざんされていることがあります。
月齢にしては小さすぎる子、軽すぎる子には特に注意が必要です。
幼齢販売規制に違反した子犬ではないかを確認することが大切です。

まとめ

柴犬をしつけやすい子に育てるためには、社会化期を理解し、適切な時期に引き離すことが必要です。ペットショップから子犬を迎える際には、生年月日やワクチン接種状況、親犬の情報を確認しましょう。健康でしつけやすい柴犬を迎えるための準備をしっかりと行いましょう。