豆柴という種は存在しない?
最近人気の「豆柴」ですが、実際にこの犬種は存在するのでしょうか?
結論から言うと、「豆柴」という種は存在しません。日本最大規模の犬種登録団体「JKC」と「日本犬保存会」の両者とも、豆柴を正式な犬種として認めていません。
豆柴が広まった背景
なぜ存在しないはずの豆柴が広まっているのでしょうか?最近の流行では小型犬に人気が集まり、小型であるというだけで高値で取引されることが背景にあります。そのため、柴犬のスタンダードよりも小さい個体が「豆柴」として販売されるようになりました。
豆柴の誕生とその問題点
豆柴が生まれたプロセスには疑わしい点が多く、一部では食餌制限や近親交配、未熟児として生まれた個体が豆柴として販売されていると言われています。JKCと日本犬保存会も、小型の柴犬同士を交配させた結果と考えていますが、詳細は不明です。
豆柴は体が小さいために病弱な個体が多く、頻繁に動物病院に通う必要がある場合があります。また、子犬の頃は小さくても成犬になると普通の柴犬と同じくらいの大きさになることが多いです。
JKCと日本犬保存会の見解
JKCと日本犬保存会は、今後も豆柴を正式な種として認める予定はなく、どのようにして豆柴という名前が生まれたのか詳しく調べるつもりもありません。これは、豆柴という種に対する疑念が大きいことを示しています。
豆柴を購入する前に知っておくべきこと
豆柴に関する詳細を知りたい方は、JKC(03-3251-1651)または日本犬保存会(03-3291-6035)に問い合わせてみてください。両団体は親切に実情を説明してくれます。
まとめ
以上の理由から、柴犬.netでは「豆柴」を販売しておりません。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。豆柴の購入を検討される際には、十分な情報収集を行い、信頼できる情報を元に判断することが重要です。